記憶を失くしても、愛は決して忘れない
ユ・スンホ&パク・ミニョン、ナムグン・ミンなど
豪華共演で贈るスリリング法廷ドラマ
ストーリー
幼くして母と兄を事故で亡くしたジヌ(ユ・スンホ)は、父ジェヒョク(チョン・グァンリョル)とふたり、貧しくも仲睦まじく暮らしていた。財閥の御曹司ナム・ギュマン(ナムグン・ミン)が参加するパーティーの翌日、ジェヒョクは顔見知りの女子大生ジョンアの遺体を発見する。ところが、アルツハイマーを患っていたことから警察にあいまいな証言をしてしまい、被疑者として逮捕されてしまった。
真犯人は、傍若無人なイルホグループの御曹司ギュマンだった。かねてからギュマンの素行の悪さを知っており、また、弱き立場のジヌにかつての自分の姿を重ねた弁護士のトンホ(パウ・ソンウン)は、ジェヒョクの弁護人を買って出る。しかし、ギュマンの父イルホ(ハン・ジニ)の差し金より、トンホは窮地に追い込まれ、ジヌを裏切ってしまった……。
死刑判決を下された父を救うため、4年後、ジヌは最年少の弁護士となる、友人のイ・イナ(パク・ミニョン)は検事となり、ジェヒョクの無実を信じジヌの側で彼を支えていく。
権力とお金が法をも覆してしまう、弱者にはとても不利な世の中に疑問を持つジヌとイナ。
数々の事件の弁護を引き受けながら、巨大な悪に闘いを挑んでいく。
脚本:ユン・ ヒョンホ(映画『弁護人』)
演出:イ・チャンミン(『美女の誕生』「ジャイアント」)
《全20話》
辛口ドラマだけど、フレッシュな伸び盛りの二人の演技に脱帽
「太王四神記」でヨン様(懐かしい〜)演じる“タムドク”の少年時代を演じたユ・スンホが主役です!「善徳女王「王と私」も子役としていい味出してたから成長した彼の演技を見るだけでも価値のある作品です。彼を助ける検事役には「トキメキ☆成均館スキャンダル」でキュートな男装をしてくれたパク・ミニョン。
この若い2人が出てるだけでも絶対応援したくなります!
出演者&キャスト
ソ・ジヌ役(ユ・スンホ)
ソ・ジヌは、幼くして母と兄を事故で亡くし、アルツハイマーを患っている父と二人暮らし。そんな父ソ・ジェヒョクが殺人の罪で投獄されてしまう。
父の冤罪を晴らすため、自ら国内最年少で正義感の強い弁護士となる。明晰な頭脳、優しい心、見たものすべてを完璧に記憶する特殊能力を兼ね備え、金と権力ですべての罪をもみ消してしまうナム・ギュマンに、立ち向かっていく。
そんなカッコいい役を演じてくれるのが、韓国若手アクターを代表するソ・ジヌなんですよ〜
1993年8月17日生まれ。幼い頃から子役として活躍し、2002年大ヒット映画『おはあちゃんの家』で高い人気を得る。「善徳女王」(’09)「剣士ペク・ドンス」(’11)「会いたい」(’12)など、多くの話題作に出演、俳優として絶大な支持を集める。
除隊後、2015年映画『朝鮮魔術師(原題)』で華麗にスクリーン復帰し、本作で待望の地上波ドラマ復帰を果たした。こんな立派な役者になってくれるとは、周りの人たちの援護も良かったんでしょうね……。
イ・イナ役(パク・ミニョン)
ジヌの友人であり新人検事。正義感が強くおせっかいな性格イ・イナ。法学部の学生だったときジヌの父の事件を知り、冤罪を確信して検事になる。5歳年下のジヌの孤独なたたかいを見守りつつ、惹かれていく。
どう見ても妹っぽいけど、弁護士にもなる芯の強そうな女性を演じているのは、パク・ミニョン
1986年3月4日生まれ。広告モデルから芸能界へ、2006年「思いっきりハイキック!」で女優デビュー。2010年「トキメキ☆成均館スキャンダル」で一躍人気女優に駆け上がり、2011年「シティーハンター in Seoul」で日本でも高い人気を得る。
男まさりで、おせっかいみたいな役柄は彼女の真骨頂かも……「Dr.JIN」(’12)など、多数のヒット作でヒロインを熱演。時代劇から現代劇まで幅広く演じられる若手演技派女優。
ナム・ギュマン役(ナムグン・ミン)
保険会社イルホ生命の常務で財閥御曹司、ナム・ギュマン。放蕩三昧の日々を送り、自由奔放で女好き、感情を制御できないサイコパス。
自分に逆らった女子大生を惨殺したあげく、その罪をジェヒョクになすりつけちゃうとんでもねぇ悪者。この救えない悪魔役を演じるは〜ナムグン・ミン!
1978年3月12日生まれ。2001年映画『バンジージャンプする』でイ・ビョンホンと共演。「ある素敵な日」(’06)「セレブの誕生」(’10)「私の心が聞こえる?」(’11)「ホジュン~伝説の心医~」(’13)など次々と人気作に出演。
2015年ヒット作「匂いを見る少女」での悪役が、大ブレイク。もうノーマルな役じゃ満足できないのか?と、思うほど狂気の役が多い。
パク・ドンホ役(パク・ソンウン)
パク・ドンホは、ヤクザのソク・チュイルに育てられた見栄っ張りで単純な悪徳弁護士。
ジヌの父親の弁護を一度は引き受けるが裏切ってしまい、自分に深い縁のあるジヌを助けたいという思いに葛藤する。
こういうややこしい役どころ……裏切ったり、弱かったり、強かったり複雑な男を上手く演じるのはパク・ソンウン。
1973年1月9日生まれ、2007年「太王四神記」で注目を集め、2012年「製パン王キム・タック」で高い人気を得る。「栄光のジェイン」(’11)『王の涙 イ・サンの決断』(’14)など多くのドラマや映画に出演、強烈なカリスマを持つベテラン俳優。
いい味出します。
ソ・ジェヒョク役 (チョン・グァンリョル)
ジヌの父で死刑囚ソ・ジェヒョク。
4年前、女子大生惨殺事件の第一発見者として警察に通報するが、アルツハイマーが災いし、自分が殺人犯だと思い込んでしまう。
息子想いの善良な性格だが、ナム・ギュマンに犯人として仕立てあげられ、無実でありながら死刑判決まで宣告され、牢獄の中でアルツハイマーが悪化してしまう。
なんともまあ、気の毒な役柄を演じるのは日本でもおなじみのチョン・グァンリョル。
「ホジュン 宮廷医官への道」で、主役のホジュンを演じ、「朱蒙 -チュモン」「ペク・ドンス」にも出たましたね、立派な役どころも、冴えない役もこなせる超ベテラン。
ナム・ヨギョン役 (チョン・ヘソン)
ナム・ヨギョンはギュマンの妹で財閥一族の末娘。弁護士に勝つことに快感を覚える冷酷非情な美貌の検事。自分と正反対のイナを敵視している。演じているのは、佐々木希にちょっと似てる美人若手女優チョンヘソン。デビュー当時は、韓国女優のハン・イェスル(「ファンタスティック・カップル」で癖の強い主役の女性)に似てるとも言われてたみたい。意地悪な役でも頭のいい役でも演じられそうな注目株。
見どころ
アルツハイマーと過剰記憶症候群という病
1度、目にしたものはすべて記憶してしまう記憶力、主人公であるジヌは“過剰記憶症候群”という特別な能力を持っていた。
ある日ジヌの父ジェヒョクがとんでもない事件に巻き込まれ、重度のアルツハイマーを患っているため、無実の罪を着せられてしまう。
4年後、最愛の父を救うため最年少で弁護士になった息子ジヌは、生まれもった特殊能力を武器に、巨大な悪、そして運命の病にと、立ち向かっていく姿は、痛々しくも見応えがある。
瞬間視聴率が跳ね上がった号泣シーン
兵役を終えたユ・スンホが、『会いたい』以来、2年半ぶりに地上波ドラマに復帰し、渾身の演技をみせる。
中盤における号泣シーンではもらい泣きする視聴者が続出、瞬間視聴率が跳ね上がるというエピソードを残した。
そんなスンホをとことん苦しめる財閥御曹司役には最近、悪役がしっかり板についてしまったナムグン・ミン。悪のオーラを放つその振り切った演技に話題が集中。
豪華な俳優陣と、胸キュンの歳の差カップル
『新しき世界』など映画とドラマで活躍著しい実力派、人気急上昇のパク・ソンウンが、ヤクザ出身の弁護士役で存在感を発揮。
「製パン王キム・タック」の名優チョン・グァンリョルが善悪両方のキャラを完璧にこなし、脇を固めるなか、一服の清涼剤ともいえるパク・ミニョンが、大人の階段を登り始めたユ・スンホ相手に、明るさ100%の持ち味でずっと見守り続け、検事という立場からも惹かれていく…
年の差ロマンスの行方に目が離せなくなる。劇中では5歳差、実年齢では7歳差のふたりが、姉弟のように、恋人のように支え合っていく姿が、重すぎず応援したくなるほど愛おしい。
OST サウンドトラック
『リメンバー~記憶の彼方へ~』の公式サウンドトラックCDは「リメンバー~息子の戦争~」
として販売。全18曲。ボビー・キム、 K.Will (ケイ・ウィル) らが参加しています。
見ては泣き、聞いても泣ける秀作。
《曲目紹介》
01. 冷える [K.will]
02. 聞こえますか [チュヨン]
03. 嫌いになる [Bro]
04. 救済 [チャン・ジェイン]
05. 冬風 [ハンビョル] ex:LED APPLE
06. 愛することができるため [Bobby Kim]
07. Daddy and I
08. Lamentation
09. Rainy Scene
10. Burning brain
11. Do you remember me
12. Frozen Epica
13. Fire Blue
14. Nam gyu man
15. LOST MEMORY
16. Rolled Omelet
17. Wail
18. Last set